グラウンドチェア
足のないタイプのローチェアです。
ソロキャンプだと、テントやコンパクトテーブル、焚き火台の高さが低いことが多く、チェアの座面も低いほうがバランスがとれて使いやすいと思います。
座ったら、立ち上がるのがちょっとつらいです。
地べたに直接座るよりは、かなり快適に過ごせます。
ヘリノックスのものが有名で、中華系メーカーから似た製品が安く出ています。
Helinox(ヘリノックス)
本家ヘリノックスのグラウンドチェア。
1番軽くて、1番コンパクトで、1番価格が高いです。
座り心地は、問題なく長時間座って過ごせます。
耐久性も高く、3年以上使っていますが壊れる様子はありません。
持ち運びを少しでも楽にしたいなら、これ1択です。
弱点は価格です。
座面が低く、焚火にも接近して使うので、火の粉や爆ぜた薪の直撃を受けやすいです。
この価格のチェアが穴空くとダメージでかいですよね。
組立サイズ | W52cm×D44cm×H50cm |
収納サイズ | 26cm×10cm×8cm |
重量 | 640g |
耐荷重 | 120kg |
iClimb
形はエーライト社のメイフライチェと同じタイプです。
座面が広めでゆったり座れます。
座り心地は、1番好きです。
重量も収納も許容範囲で、安価なので穴空きダメージが少なく、バランスの良いおすすめチェアです。
販売当初は2000円台で買えたのですが、だんだん値上がりしています。
組立サイズ | W57cm×D58cm×H50cm |
収納サイズ | 35cm×12cm×12cm |
重量 | 830g |
耐荷重 | 120kg |
MoonLence(ムーンレンス)
ヘリノックスと同じ形のチェアです。
組立方は微妙に違うのですが、特に問題ないです。
重量は1kg以下で、収納サイズも悪くありません。
座面は、他のチェアに比べて狭い感じがします。
また、座面のメッシュが細かいタイプの生地のため、繋ぎ目の強度に不安があります。
体重80kgでキャンプで10回位使ったころ、少しほつれてきて、そのまま使っていたら繋ぎ目が破れました。
個体差かもしれませんが、座らないと足が4箇所中1箇所浮きます。座れば全く気になりません。
組立サイズ | W51cm×D52cm×H50cm |
収納サイズ | 35cm×13cm×11cm |
重量 | 920g |
耐荷重 | 150kg |
DesertFox(デザートフォックス)
価格は2999円!セール時は更に安く買えます。
最大の欠点は、スチール製のため重量が約1.5kgあることです。
収納と重量でリュックを圧迫するので、徒歩キャンパー向けではありません。
反面、重量があるため、座ったときも安定感があり、風に飛ばされることもないです。
足は地面に4箇所ともつきグラグラしません。
サイドにドリンクホルダーと小物ポケット、背面に雑誌が入るバックポケットがついており、地味に便利です。
座り心地はヘリノックスとそんなに変わらず、徒歩メインでなければお買い得だと思います。
組立サイズ | W55cm×D40cm×H52cm |
収納サイズ | 32cm×15cm×15cm |
重量 | 1450g |
耐荷重 | 150kg |
比較表
Helinox | iClimb | MoonLence | DesertFox | |
---|---|---|---|---|
収納サイズ | 26cm×10cm×8cm | 35cm×12cm×12cm | 35cm×13cm×11cm | 32cm×15cm×15cm |
重量 | 640g | 830g | 920g | 1450g |
耐久性 | 安定の耐久性 | 問題なし | 座面メッシュ部不安 | スチールで堅牢 |
価格(コスパ) | 12000~15000円 | 3690~3890円 | 4099円 | 2999円 |
座り心地 | 普通に良い | ゆったり | 狭め | 安定感 |
まとめ
グラウンドチェア系は、座面が低く、焚き火に接近して使うことが多いので、とにかく火の粉が怖いです。
座っている時は、自分が盾になるので大丈夫ですが、立ち上がってちょっと目を離すと穴空きそうになります。
今まで全然爆ぜてなかったのに、トイレ行こうとするとパンパン鳴り出す現象が発生します 笑
席外す時は、チェアを焚き火から離せばいいだけなんですけどね。
ヘリノックスは高価なので、忘れたら泣きます。
そういうこと気にせずガシガシ使うか、安価なチェアなら穴空いてもダメージ少ないので安心です。